2007年04月03日
地域密着金融で地域活性

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金融審議会の「リレーションシップバンキングのあり方に関する作業部会」が近く報告書をまとめる、と4月3日付けの日経新聞が報じています。

リレーションシップバンキングは、「貸し手」(銀行)と「借り手」(企業)の関係性を深めることで、相互にメリットが増すとするビジネスモデルです。

「貸し手」が「借り手」の経営情報を把握することによって、長期的な融資や再生支援が行ないやすくなります。

「借り手」である中小企業は、大企業と比較をして直接金融からの資金調達が困難です。地銀や信金などからの間接金融にたよらざるを得ません。

しかしこれまでは、金融機関は土地を担保にした融資を行なってきました。土地を持たない中小企業やベンチャー企業には、資金がまわらないという弊害がありました。そうした問題が、「リレーションシップバンキング」によって緩和されると考えられます。

今後、地域金融機関は、地元密着の経営計画を作成しなくてはならなくなります。計画案は次の分野です。

3つの重点分野
取引先の支援
資金供給方法の多様化
地域経済活性化


中小企業は、金融機関に経営状況を理解をしてもらうために「事業計画書」の作成を求められるようになると思います。経営情報の開示や経営課題を解決するための資料や計画書です。

「事業計画書」の作成は大変ですが、己を知るという意味においても、円滑に融資を受けるという点からも有効です。

自治体は、地域経済を活性化させるための戦略作りや金融機関と中小企業を結びつけることなどが期待されます。

用語説明
直接金融:株式や債券を発行し、証券発行市場を通じて
       資金調達すること
間接金融:金融機関から資金を調達すること


ご参考:
『リレーションシップバンキングの機能強化に向けて』 (平成15年3月27日 金融審議会 金融分科会 第二部会)
※最新の報告書はまだ出ていないのでこちらを参考にしてください

板橋区産業融資制度