財務省は、国の借金を発表しました。832兆2,631億円です。国民一人当たりの借金は約651万円です。
この借金は、若い世代、子ども、そしてこれから生まれてくる赤ちゃんが払うことになります。
親の残した借金が651万円だと聞いて、子どもがどう思うか考えてみてください。私たちは未来の人びとにツケをまわしてきています。無策や税金のムダ使いを認めてきた私たちに責任があります。
地方自治体の借金は約167兆円です。さて、板橋区の借金はいくらでしょうか?
3月3日号のいたばし区報には次のような記述があります。
特別区債発行残高は、着実な起債の償還を行い、
平成19年度末で556億円
この内容からすると板橋区の借金はまずは、556億円あるということがわかります。「まずは」という表現をしたのは、借金は特別区債だけではないからです。 バランスシート(貸借対照表)を見ないと分かりません。いたばし区報では公表されていません。インターネットで見ることが出来ます。
平成18年度3月31日時点で、
板橋区は925億9800万円の負債があります。
区民一人あたり17万6,636円です。
夕張市が破たんした時に、私は真っ先に夕張市のホームページから財務情報を見ようとしました。しかし、バランスシートはおろか重要な財務情報が掲載されていませんでした。
「これでは、何にもわからないじゃないか・・・」
と思いました。そして次の瞬間、
「だから破たんしたんだ」
と納得することができました。情報を開示しないしっぺ返しは結局、納税者にきます。その後の報道からも夕張市民に本当の財政状況を伝えていなかったことが伝えられています。
財務情報を見ることによって問題を見つけることができます。そして、破たんする前に対処することも可能です。
板橋区はバランスシートを公表しています。いいことです。しかし、上場企業が開示している財務情報に比べるとまだまだ課題がたくさんあります。より一層、財務情報の精度を高めて、すばやく区民に開示していくことが求められます。
ご参考:
リアルタイム財政赤字カウンター
日本の借金時計
※以上2つのサイトを見ると非常にいやな気分になります。
板橋区のバランスシートと行政コスト計算書(PDF)
※今後、自治体会計のあり方が問われるようになります。
板橋が変わります!